さよなら「センターフォー」、新しいゴンドラに架け替えへ

Date:
April, 27th 2024
エース第2センターフォーリフトの最終運行日の大抽選会

日本最古のクワッドリフト「エース第2センターフォーリフト」が今年3月31日で、38年におよぶ運行の歴史に幕を下ろし、2024/25年のウィンターシーズンに向けて、最新型ゴンドラに架け替えられます。「センターフォー」の愛称で親しまれた本リフト。運行最終週には多数のファンがニセコ東急 グラン・ヒラフに集まり、リフトにお礼と別れを告げました。ありがとうの思いを込めたファイナルウィークには、打上花火、ライブミュージック、和太鼓のパフォーマンス、大抽選会、チェアリフトのオークションなど盛りだくさんの内容でした。

さよなら、センターフォー

1985年に運行を開始した当初のエース第2センターフォーリフト

センターフォーは1985年の運行開始以来、2,500万人を超えるスキーヤーやスノーボーダーを運んできました。リフトとしては古いものの、フードがないために少々風が強い日でも運行することができ、圧雪されていないパウダースノーが楽しめるスーパーコースを頭上から見下ろしてきました。リフトの上からスキーヤーやスノーボーダーが雪煙をあげながら滑走する様子をワクワクしながら、時には熱い視線や声援を送りながら眺めたことを懐かしく思い出すファンの方も多いでしょう。

チェアリフトのオークション

運行後のリフトに関する非常に多くの問い合わせを受けて、ニセコ東急 グラン・ヒラフでは3月15日から30日にかけて、センターフォーの33台のチェアについてチャリティオークションを開催しました。チェアは全て落札され、「1」の番号が付いた一番人気のチェアには15万円(約1000米ドル)の値段が付きました。

競り落としたのは事業を経営されている方や個人のお客様など様々で、チェアは店や庭に置く予定だと話していました。オークションで集まった資金は一般社団法人Protect Our Winters Japan(POW)に寄付されます。

運行ファイナルウィーク

ニセコ東急 グラン・ヒラフでは、3月25日から31日かけて、センターフォーのファイナルウィークにあわせたスペシャルイベントが開催されました。エースヒル前では無料の振舞ドリンクが提供され、センターフォーに乗った人にはオリジナル記念ロゴ入りステッカーが配られました。また、DJブースも登場し会場を盛り上げました!

乗客に記念ロゴ入りステッカーを配布する東急のスタッフ

運行最終日にはセンターフォーの降り場近くで大抽選会が実施され、約500人が参加しました。目玉賞品はなんと来シーズンのヒラフ・HANAZONOシーズンパスです。

夜には和太鼓のパフォーマンスや打上花火が最終日を華やかに締めくくりました。集まったファンは、「寂しいけど、新しいゴンドラを楽しみにしてます」と話していました。

新しいゴンドラ

2024-25年のウィンターシーズンには、4人乗りのセンターフォーにかわって10人乗りの最新型ゴンドラが登場します。速度はセンターフォーの1.5倍の秒速6m。輸送量は1時間あたり1,800人が2,800人に大幅アップし、スキーエリアの混雑緩和につながることが期待されています。

新しいゴンドラの登場で、ニセコはオールシーズンで大きく変わっていくことでしょう。新しいゴンドラでお会いしましょう!

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