2023/24年のウィンターシーズン、ニセコの降雪量はどれぐらいだったのか?

Date:
April, 27th 2024
@alexgerni

2023/24年のニセコのウィンターシーズンも多くの雪に恵まれました!

今シーズンの降雪量は例年ほどではありませんでしたが、ニセコ東急 グラン・ヒラフのゲレンデ中腹にあるリフト乗り場の積雪深は12m近く(11.9m)になりました。

これがどれぐらいの高さか想像できますか?なんと、キリン約3頭を積み上げた高さです!

過去10年間のニセコ東急グラン・ヒラフ820m地点のゴンドラ駅での降雪量

過去最高の降雪とはならないまでも、ウィンターシーズン中にニセコにお越しになった方にはそれぞれ思い出に残るシーズンとなったことでしょう。

ホワイトクリスマスと1カ月間で6.6mの降雪

12月17日から1月17日の1か月間で、ニセコでは26日間連続で降雪が確認されました。しかも1日の降雪の平均は20.6㎝です!

ホワイトクリスマスで盛り上がった、本当に思い出深いピークシーズンでした。

そして、この1か月に降った合計6.6メートルの降雪のうち、約10%が記録的豪雪日だった24時間の間にもたされたものでした。

1月上旬には1日で70㎝もの降雪

niseko360、1月8日に撮影

1月7日と8日の2日間、非常に強い寒気が北海道を覆い、24時間でなんと70㎝もの雪が断続的に降り続けた記録的な大雪となりました。

ニセコは毎日20~40㎝の雪が絶え間なく降り続けることで知られていますが、1日で50㎝以上も雪が降ることは稀です。

大雪と強風も重なったことで各スキー場の上部のリフトは運行見合わせとなり、飛行機は遅延が発生。列車も運休が相次ぎ、車は雪に埋もれ・・・。ゴミ回収ができなかったところもあるほどです。

しかしさすがは豪雪地帯、翌日にはすべて復旧し、スキーヤーもスノーボーダーもこの10年で最もディープなパウダースノーに歓声をあげました。

思い出に残る3月

3月のニセコの魅力を実感する観光客がどんどん増えてきています。今年の3月は特に素晴らしい月でした!

春の兆しを感じられる3月は、特にご家族で来られた方や暖かい地域から来られた方に最適な季節です。青空が広がる日が多く、12月から2月よりもはるかに暖かい日が増えます。スキー場はハイシーズンと比較し、混雑を避ける事ができ、飲食店、宿泊施設、スキーレンタル、リフト券などさまざまなものものがリーズナブルな価格でお求めやすくなります。

こんな特典いっぱいの3月ですが、今年はさらにうれしいおまけがつきました。パウダースノーの日が多かったのです!

ニセコのパウダーシーズンは12月から2月だと言われていますが、今年の3月は31日間のうち14日間が降雪日として確認されました。

3月にパウダースノーが必ず味わえるかどうかは保証できませんが、家族や大人数での旅行で初心者から中級者まで幅広いレベルのグループには、3月のニセコをお勧めします。運次第では、混んでいないゲレンデで夢のようなパウダースノーを体験できる日もあるでしょう。

2024/25年ウィンターシーズンに向けて

ニセコユナイテッドは5月6日まで営業しています。もうすでに来シーズンのことを考え始めている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今年はラニーニャ現象が発生する可能性が高いと言われています。ということは、平均以上の雪が降る可能性が高いということです。キリン約3頭分の雪でも物足りないという方には朗報ですね!

来シーズンもニセコでお待ちしています!・・・でもその前に、夏のニセコも楽しんでみませんか?

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